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入選作一覧
七十二年老木の洞(うろ)に柳の芽(3月31日)
涙ぐむ程の桜を今日も見た(3月30日)
味噌汁が胃に飛び込んで躍動す(3月29日)
平和とはうそのない文字信じます(3月28日)
春の地震(ない)縄張なんかおかしくて(3月27日)
この平和歯は無けれども噛みしめる(3月26日)
南天の実千人針を思い出す(3月25日)
ふと思ふ食糧難のさつま芋(3月24日)
沖縄をどうするつもり虎落笛(もがりぶえ)(3月23日)
霜柱踏むごと人を踏む戦(いくさ)(3月22日)
冷蔵庫春の野菜の平和かな(3月21日)
ものの芽や自由は平和のためにある(3月20日)
独裁を安定などと狂ひ咲き(3月19日)
雪の日は学童疎開を夫(つま)語る(3月18日)
戦病死ほんとは餓死だ僕の父(3月17日)
沖縄や子宮の痛み抱くごとく(3月16日)
あの年も酉(とり)年だった平和の日(3月15日)
白梅(しらうめ)や学問を捨て捧(ささ)げしか(3月14日)
■■■■■ ■■■■■■■ これが平和か(3月13日)
松の傷残りしままに寒の入り(3月12日)
草や木と四方山(よもやま)話平和かな(3月11日)
惚(ほう)けし母三月十日をまた語る(3月10日)
平成は原爆なしの時代だよ(3月9日)
日本には笑顔が絶対おにあいだ(3月8日)
来るという茱萸坂(ぐみざか)で待つ寒昴(かんすばる)(3月7日)
おばあちゃん原爆のときどこにいたの(3月6日)
ぼくは嫌だ夢を語れない戦争は(3月5日)
柿の実を一つ残すは平和な心(3月4日)
雛(ひな)置きし台湾の土忘れまじ(3月3日)
山里に平和という名の橋がある(3月2日)
砲台は野晒(のざら)しにせよ冬の空(3月1日)
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