統一地方選で四月十四日告示、二十一日投開票される行田市長選に、同市議の石井直彦さん(75)が二十五日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は、四選を目指す現職の工藤正司さん(68)に続いて二人目で、選挙戦になる見込み。
石井さんは現在、市議計三期目。行田、鴻巣、北本の三市で進めている広域ごみ処理施設計画の白紙撤回や市職員の意識改革、教育改革などを訴えている。市議一期目だった二〇〇七年にも、現在の工藤市長らと市長選を戦ったが、敗れた。「市民の選択肢を増やしたい」と立候補を決めたという。(渡部穣)