七日に投開票された県議選では、女性が十四人当選し、二〇一五年の前回選挙の十人から四人増えて全体の15%を占めた。女性候補自体は二十六人と前回より二人少なかったが、半数以上が議席を得た。
党派別の内訳では、自民一人▽立民三人▽国民一人▽共産四人▽無所属五人。南2区(川口市、定数七)では、無所属新人の岡村ゆり子さん(38)が二位に一万二千票以上の大差をつけてトップ当選した。西1区(所沢市、定数四)や北4区(深谷市・美里町・寄居町、定数三)でも女性が一位で当選した。
さいたま市議選の女性当選者は十二人で、前回の十人から二人増えた。
今回は男女の候補者数をできるだけ均等にすることを目指す「政治分野における男女共同参画推進法」の成立後では初めての統一選で、女性議員の増減が注目されていた。 (井上峻輔)
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