十六日に告示される毛呂山町長選には、三選を目指す無所属現職の井上健次さん(59)=自民、公明推薦=と、元県職員で無所属新人の下田俊哉さん(65)の二人が立候補を表明しており、一騎打ちとなりそうだ。
井上さんは東武越生線川角駅周辺整備や、バスの自動運転などスマートシティー実現、不動産会社への報償金制度を設けた、空き家対策などの政策を掲げる。
下田さんは、町東部地区への企業誘致による税収増や財政再建、埼玉医科大との連携による医療福祉の推進、大災害対策の推進などを公約する。
十五日現在の選挙人名簿登録者数は二万九千三百三十一人。
同じく十六日告示の町議選は伊奈、三芳、毛呂山、滑川、川島、吉見、鳩山、横瀬、長瀞、美里、神川、寄居の十二町で行われ、総定数は一六一。県選挙管理委員会によると、事前審査を終えた立候補予定者は百八十人。吉見(定数一四)、横瀬(同一二)、寄居(同一六)の三町は、立候補予定者数が定数と同じで、無投票となる可能性がある。
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