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毛呂山町長選告示 3選か刷新か、舌戦 現新2人の一騎打ちに

毛呂山町長選の候補者の出陣式に集まった支持者ら=毛呂山町で

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 統一地方選後半戦の市町選挙のうち、毛呂山町長選と十二町議選が十六日、告示された。毛呂山町長選は現職と新人の一騎打ちとなり、初日から各候補者が舌戦を展開した。十二町議選(総定数一六一)には百七十九人が立候補。横瀬、寄居の二町で無投票となり、計二十八人の当選が決まった。いずれも投開票は、十四日に告示された二市長選、二十市議選と同じ二十一日に行われる。 (中里宏、藤原哲也)

 毛呂山町長選は、元県職員で無所属新人の下田俊哉さん(65)と、三選を目指す無所属現職の井上健次さん(60)=自民、公明推薦=の二人が立候補を届け出た。

 下田さんは、出陣式で「町は完全失業率や若い人の就業率が県内で一番悪く、負の連鎖が止まらない」と現町政を批判。「企業誘致で税収を確保し、超高齢社会に対応できる町をつくっていく」と述べた。

 井上さんは、近隣首長らも集まった出陣式で、相手陣営を「誹謗(ひぼう)中傷がひどく、政策論争になっていない」と批判。「過去の公約は八割を達成した。日本一優しい町をつくるために力をお借りしたい」と訴えた。

 十五日現在の選挙人名簿登録者数は二万九千三百三十一人。

◆12町議選告示 横瀬と寄居で無投票

 十二町議選は横瀬、寄居の両町で無投票となり、十町議選に立候補した百五十一人が残りの百三十三議席を争う。

 選挙戦になったのは伊奈、三芳、毛呂山、滑川、川島、吉見、鳩山、長瀞、美里、神川の十町。

 百五十一人の内訳は現職百十四人、元職三人、新人三十四人。党派別では自民一人、立民一人、公明十三人、共産十五人、社民一人、諸派三人、無所属百十七人。女性は二十六人で十町の候補者全体の約17%だった。

 無投票当選した二十八人の内訳は、現職二十五人、新人三人。党派別では公明三人、共産三人、諸派一人、無所属二十一人。女性は五人だった。

 各町議選の定数は、改選前と比べて鳩山町で一減の一二、神川町で二減の一二となっている。

 

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