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沼田 期日前投票 ワゴン車で市内4カ所を巡回

移動期日前投票所のイメージ(沼田市選管提供)

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 沼田市選挙管理委員会は統一地方選の県議選(三月二十九日告示、四月七日投票)と市議選(同十四日告示、二十一日投票)で、高齢などの理由から投票所へ行くのが難しい有権者のために、投票箱を積んだワゴン車を巡回させる「移動期日前投票所」を四カ所で開設する。対象地域の有権者数は約四百五十人。県内では初の試みとなる。

 県議選は三月三十一日、市議選は四月十六日に、午前八時半から横子住民センター(下川田町)、同十一時半から園原ふれあい屋内運動場(利根町園原)、午後一時半から利根第四生活改善センター(利根町穴原)、同三時半から砂川集会所(利根町砂川)で、それぞれ一時間ずつ期日前投票を受け付ける。

 ワゴン車は十人乗り。社内に記載台と投票箱を置いて立会人一人が待機し、有権者が一人ずつ乗り込んで投票する。ワゴン車の横にテントを張り、受付場所とする。

 市選管は統一地方選の終了後、巡回投票の効果や課題を分析。今後、七月二十一日の知事選などに向け、巡回場所を増やしたりできるかどうか、高齢化率や投票所への距離などを考慮して検討する。沼田市では二〇〇九年の衆院選で、市内の投票所が四十三から三十五に削減された。今回、ワゴン車が巡回する四施設もその際に投票所から外された。(渡辺隆治)

 

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