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県議選の構図(3)

◇藤岡市・多野郡区 自民現職に2新人挑む

 自民現職に二人の無所属新人が挑む選挙戦になりそうだ。

 前回自民で首位当選した新井雅博が藤岡市長へ転出後、欠員が続いた。自民現職の金井秀樹は新井の票への食い込みを狙う。

 自民の推薦を得た元藤岡市議で無所属新人の神田和生も、新井の票を取り込む戦略だ。衆院議員で立憲民主代表の枝野幸男事務所に勤務経験があり、藤岡市長選に出馬したことがある無所属新人の金沢充隆は無党派層などへの浸透を図る。

(定数2−候補予定3)

金井秀樹 69 自現

金沢充隆 41 無新

神田和生 42 無新

◇富岡市区 現新一騎打ちの様相に

 自民現職と無所属新人の一騎打ちになりそうだ。前回は三つどもえだったが、首位当選した自民現職の大手治之と、次点だった無所属新人の矢野英司との差は約千七百票。今回は一段と激戦が予想される。

 大手は元市議会議長で、現在は自民県連の総務会長を務める。矢野は富岡青年会議所の理事長や各種PTAの役職を歴任し、無党派層などへ浸透をうかがう。

(定数1−候補予定2)

大手治之 66 自現

矢野英司 51 無新

◇吾妻郡区 三つどもえ激戦

 前回は無投票だったが、今回は二人の自民現職に、無所属新人が挑む構図が予想される。

 無所属新人の入内島道隆は元中之条町長。町長時代の後援会組織を生かして浸透を目指す。ともに自民現職の萩原渉は草津町、ベテランの南波和憲は東吾妻町が地盤で、三人が各町を背負った激しい選挙戦になりそうだ。

(定数2−候補予定3)

南波和憲 71 自現

萩原渉 65 自現

入内島道隆 56 無新

◇甘楽郡区 無投票の可能性

 現職の織田沢俊幸が引退するため、小渕優子衆院議員の元秘書が後継として名乗りを上げた。無投票の可能性が高い。

(定数1−候補予定1)

牛木義 32 自新

◇安中市区 現職2人無風か

 自民と無所属の現職二人の他に動きはなく、無投票が見込まれる。

(定数2−候補予定2)

岩井均 55 自現

伊藤清 65 無現

 =敬称略。立候補予定者の名簿は衆院勢力順。 (菅原洋)

 

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