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県議選の構図(4)

◇桐生市区 現新4人の激戦に

 自民の荒木恵司が辞職して県議選に続く四月の市長選へ転出し、現職と新人の二人ずつが争う構図になるとみられる。

 自民現職の腰塚誠は前回は首位当選し、最多当選の一人である七期目。二位だった無所属現職の井田泰彦は労働組合や無党派層への浸透を図る。

 無所属新人の亀山貴史は元会社員で、引退する父親の亀山豊文市長から強固な地盤を引き継ぐ。無所属新人の相沢崇文は元市議会議長。二人の新人が荒木の票を奪い合うことになりそうだ。

(定数3−候補予定4)

腰塚誠 71 自現

井田泰彦 41 無現

相沢崇文 43 無新

亀山貴史 41 無新

◇北群馬郡区 無風一転、三つどもえ

 長年にわたって無投票を繰り返してきたこの選挙区で、今回は自民の現職に対し、二人の無所属新人が名乗りを上げ、激しい選挙戦に突入する可能性が高まっている。

 無所属新人の大林裕子は元吉岡町議。夫でこの選挙区の自民県議だった故大林俊一から地盤を引き継ぐ。無所属新人の斉藤将史は製菓業の代表で、自民現職の高橋正と同じ榛東村を地盤とし、食い込みを図る。

(定数1−候補予定3)

高橋正 71 自現

大林裕子 59 無新

斉藤将史 53 無新

◇利根郡区 現新一騎打ち

 前回は無投票だったが、今回は自民現職と無所属新人の一騎打ちになりそうだ。無所属新人の小林洋は元みなかみ町議で、自民現職の星野寛は片品村を地盤とし、各町村を背負った激しい対決が予測される。

(定数1−候補予定2)

星野寛 63 自現

小林洋 54 無新

◆みどり、渋川、沼田 無投票の公算

◇みどり市区

 自民現職の今泉健司の他に出馬の動きは表面化せず、無投票になりそうだ。

(定数1−候補予定1)

今泉健司 41 自現

◇渋川市区

 自民と無所属の現職一人ずつの他に動きはなく、無投票の可能性が高い。

(定数2−候補予定2)

星名建市 62 自現

金子渡 48 無現

◇沼田市区

 自民現職の他に動きはなく、無投票になる見通し。

(定数1−候補予定1)

金井康夫 50 自現

 =敬称略。立候補予定者の名簿は衆院勢力順。 (菅原洋)

  =おわり

 

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