啓発品を受け取る教習生=伊勢崎市の赤城自動車教習所で
|
 |
伊勢崎市の赤城自動車教習所で3日、大学生らでつくる「G−Vote18」のメンバーや県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」らが、教習生らに統一地方選の投票を呼びかける啓発品約100部を配布した。
「G−Vote18」は、若者の投票率低迷に歯止めをかけようと、県選挙管理委員会が県内の大学や短大に呼びかけ昨年6月に発足した。メンバーの学生らは選挙啓発を企画し実施してきた。
選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めての県議選が春休みに重なることから、若者が多く集まる教習所に着目した。
提案した高崎経済大4年の高草木健太さん(21)は「選挙公約など自分から調べることが大切。選挙を難しいものと考えずに、一歩踏み出して投票に行ってほしい」と期待を込めた。
メンバーの1人、群馬大3年の根岸あゆ香さん(20)は「啓発する側の経験は新鮮だった。活動を通じて意識が変わり、投票に対する思いが強くなった」と話した。
この記事を印刷する