県選挙管理委員会は六日、県議選の開票集計などの最終リハーサルを県庁で行った。県選管の職員ら約三十人が、市町村から送られてくる投票数や有権者数などのデータをパソコンで集計する手順を確認した。
前回の投票率が45・14%と戦後最低だったことに関し、県選管書記の清水直之さんは「あまりにも低い数字だったため、危機感を強め従来のやり方を見直し啓発してきた」と振り返り、今回については「期日前投票が認知されて増えてきたが、全体では楽観視できない。身近な議員を選ぶ大事な選挙なので、投票所に足を運んでほしい」と話した。 (市川勘太郎)