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県議選きょう投開票 期日前投票26%増

期日前投票所で候補者の名前を記入する有権者=前橋市役所で

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 四十二議席を巡って五十七人が争ってきた県議選は七日、投開票される。県選挙管理委員会は六日、十二選挙区で計七十カ所に設置した期日前投票の状況は、五日現在で告示翌日から七日間の累計が約十一万人(前回同期比約26%増)になったと公表した。各市では大幅に増加している。 (菅原洋、市川勘太郎)

 無投票となった選挙区があるために期日前投票所を設けた選挙区は前回と今回で一部異なり、県内全体の期日前投票者数と伸び率は単純に比較はできない。

 期日前投票者数の有権者数全体に占める割合(不在者投票は除く)は約7%。

 前回、今回とも選挙戦となった市町村別に期日前投票者数を前回と比べると前橋市約15%増、高崎市約26%増、太田市約17%増、伊勢崎市約12%増、桐生市約75%増となった。

 投票率は前回は戦後最低の45・14%と低迷しており、今回の結果が注目される。

 県内の投票所は七百十九カ所。投票は午前七時から受け付けるが、終了時刻は大半の投票所で公職選挙法に基づく午後八時から繰り上げられる。

 終了時刻は前橋、高崎、桐生、伊勢崎、太田、藤岡市は同七時が中心。富岡市は同六時で、郡部は同六時が中心となる。開票は同八時ごろから始まり、大勢の判明は同十時半ごろの見通し。

 前橋市役所で期日前投票した元自営業の女性(78)は「選挙公約は似たり寄ったりだが、新聞を見て候補者を選んだ。介護を受ける側だけでなく、施設で受け入れる職員の賃金など、環境面での改善が急務だと感じている。全世代のために客観的に仕事をできそうな人に投票した」と語った。

 

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