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3首長選 あす投開票 16市町村議選も 舌戦が最終盤

 統一地方選後半戦の桐生市長選と二村長選、十六市町村議選が二十一日、投開票される。桐生市は新人二人が激戦を繰り広げている。村長選では榛東村が現職と新人二人、嬬恋村は現職と新人の争いとなっている。高崎市など八市議選と八町村議選も舌戦が終盤を迎えている。

◆桐生市長選 2新人が激戦展開

 伏木康雄さんは組織に頼らない草の根選挙を展開する。自転車に乗って、街頭などの市民に声を掛けながら支持を訴えている。市長の退職金廃止や、市庁舎建設計画を取りやめて空きビルへの移転活用、みどり市との合併、桐生厚生総合病院の経営方式見直しなどを掲げている。

 荒木恵司さんは、組織力を生かしながら、建設業者や製造業者などからの票を固めつつ、公民館や集会所での演説会を開催。市役所の機構改革や定住人口増加計画、子育て支援、女性活躍のまちづくり、渡良瀬川の水資源を生かした企業誘致などを訴え、支持を広げている。

 投票は二十一日、市内六十一カ所で受け付ける。受付時間は午前七時〜午後七時、馬立集会所は午後六時まで。開票は午後八時十五分から桐生市新宿の南体育館で実施する。十三日現在の選挙人名簿登録者数は九万六千三百四十五人。 (池田知之)

     ◇

 市議選は高崎、桐生、太田、沼田、藤岡、富岡、安中、みどりの八市で、定数計一八四に対して二百二十八人が立候補した。内訳は、現職百五十五人、新人六十八人、元職五人。

 榛東村長選には、元村副議長の高田清一さん(71)と元村課長の中島由美子さん(60)の新人二人、現職の真塩卓さん(72)が三つどもえの激戦を繰り広げている。

 嬬恋村長選は、現職の熊川栄さん(71)と新人で元村議の唐沢弘さん(70)が立候補し、無所属同士の一騎打ちとなっている。

 町村議選は、甘楽、中之条、草津、東吾妻、板倉の五町と、嬬恋、高山、片品の三村の計八町村で、九十九議席を百七人で争っている。 (市川勘太郎)

 

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