川崎市議選は、七選挙区に前回より六人少ない八十一人が立候補した。内訳は、現職四十八人、元職三人、新人三十人。
最大勢力の自民は、現職十六人と新人四人の計二十人を擁立し、改選前の十八議席から上積みを目指す。
立民は現職六人と新人三人の計九人、国民は現職四人と新人一人の計五人をそれぞれ立てた。
公明からは、現職九人と新人二人の計十一人が立候補し、前回より二人少ない。共産からは現職七人と新人五人の計十二人が出馬した。
維新と希望、神奈川ネットは、それぞれ一人を擁立した。他の地域政党などからは新人計三人が立候補した。無所属は前回より四人多い十八人。定数九に十四人が立候補した宮前区などで激戦が繰り広げられそうだ。
前回の投票率は41・98%で、前々回から4ポイント以上下がり、市議補選などを除くと過去最低だった。選挙権年齢が十八歳以上となってから初の市議選で若者の投票率も注目される。
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