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新川崎市議に当選証書 「市民目線、現場目線で」女性15人、過去最多

当選証書を受け取る川崎区の自民新人、山田瑛理さん=川崎区で

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 七日に投開票された川崎市議選(定数六〇)で、市選挙管理委員会は九日、当選証書付与式を開いた。今回の市議選では女性十五人が当選。市選管によると、現行の七区制になった一九八二年以降で最多だった。 (大平樹)

 川崎区の市役所第四庁舎に集まった新市議たちは、握手したり肩をたたき合ったりして、互いに当選を喜んだ。野口邦彦委員長から当選証書を受け取る際は、口元を引き締めたり、笑顔を浮かべたり、さまざまな表情を浮かべた。

 新人女性市議たちもスーツ姿で付与式に臨んだ。川崎区で初当選した自民の山田瑛理さんは「多くの人が投票用紙に自分の名前を書いてくれたと思うと、身が引き締まる思いだ」と控えめに喜んだ。七歳と四歳の子どもを抱えての選挙戦を振り返り「子どもたちにも負担をかけて、大変だった。母親が議員になるのは本当にハードルが高いと実感した」と語った。

 幸区で初当選した無所属の秋田恵さんは、二〇一九年度に地方自治体への移譲が始まった森林環境譲与税に関心があるといい「市議会を傍聴した時に持った違和感を大切にしながら、市民目線、現場目線で議員活動をしていく」と抱負を述べた。

 

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