花束を贈られ、支援者に頭を下げる落合さん=平塚市で
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平塚市長選は、無所属現職の落合克宏さん(61)=自民、立憲民主、国民民主、公明推薦=が、無所属新人で市国際交流協会理事の谷容子さん(54)を破り、三選を果たした。投票率は過去最低の41・30%(前回43・80%)。
午後十時ごろ、当選確実の報を受けた落合さんは同市八重咲町に設けた会場で支援者らの拍手に包まれた。「平塚を住みやすいまち、住み続けるまち、全国に誇れるまちにしないといけない。どのように魅力を伸ばしていくかが三期目の課題だと思う」と語った。
選挙戦では、二〇一一年の東日本大震災後に就いた一期目は防災対策を柱に取り組み、二期目には子育て支援策によって幼児層の人口増に結び付いた実績などを強調。中学校給食の実施などさらなる子育て支援策、高齢者福祉施策などを推進して、「より暮らしやすい、住み続けられるまちにする」と訴えた。
谷さんは「市民の思いを大切にする政治」をキャッチフレーズに掲げたが、支持を広げられなかった。
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