統一地方選の第二弾となる六政令市長選が二十四日、告示される。札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の各市で、二十一日に告示された十一道府県知事選や、二十九日告示の四十一道府県議選、十七政令市議選とともに四月七日に投開票される。浜松では現職が進める行政区再編を巡って住民投票が同時に実施される。
浜松市の住民投票は現行七区の行政区を三区に統合する案の賛否などが問われる。市長選で四選を目指す現職に対し、自民党県連推薦の元市議は三区への再編に反対の立場だ。共産党系の新人も立候補する。
大阪市は「都構想」の是非を争点に府知事選とのダブル首長選となる。府知事から転身を狙う地域政党・大阪維新の会代表と、自民党を中心とした「反維新」陣営が支援する元市議の一騎打ちの様相だ。
相模原市では自民支持層が三分裂。元野党系国会議員も立候補する。
札幌、広島両市では現職に与野党が事実上を含めて相乗りする構図。静岡市では自民推薦の現職に、市長選出馬で自民を除名処分になった県議らが挑む。
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