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6政令市長選告示 大阪ダブル選、都構想問う

 第十九回統一地方選の六政令市長選が二十四日、告示された。札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島各市が対象で、立候補は現職五人、新人十二人の計十七人となった。女性はいない。大阪では二十一日に告示された府知事選と合わせ、大阪都構想の是非を問う「ダブル選」に突入した。相模原は、自民党支持層が三分裂する中、元野党系衆院議員も加わり混戦だ。ただ六市とも与野党全面対決の構図にはなっていない。

 十一道府県知事選、四十一道府県議選、十七政令市議選とともに四月七日に投開票される。人口が比較的多い政令市では、街づくりや防災、福祉などで論戦が繰り広げられる見通しだ。

 大阪市長選は、市を廃止、特別区に再編する都構想が争点になる。実現を訴える地域政党「大阪維新の会」の代表である松井一郎前府知事と、構想に反対する自民党などの「反維新勢力」が支援する柳本顕元市議による一騎打ち。大阪維新が「維新包囲網」を突破できるかに注目が集まる。府知事選と様相が重なる。

 相模原市では、自民市議団と政策協定を結んだ現職が四選を目指すほか、自民元神奈川県議や自民党籍を持つ元市議も立候補。旧民進党や旧希望の党に所属した元衆院議員が転身を狙う。四人とも政党の推薦を得ていない。

 浜松市では行政区再編を目指す現職に、自民党県連が推す元市議や共産党系の新人が挑む。再編を巡る住民投票も同じ日程で実施される。

 静岡市では自民推薦の現職と、合併前の元市長らの戦い。札幌、広島では与野党から幅広い支援を受ける現職と、新人が争う。

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