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音喜多氏、北区長選出馬へ 最高齢・現職と48歳差

 四月の統一地方選で、東京都議(北区選出)の音喜多駿(おときたしゅん)さん(35)=二期目=が二十八日、都庁で会見を開き、北区長選に、自身が代表の地域政党「あたらしい党」から出馬すると表明した。全国の区市長で最高齢の現職、花川与惣太さん(83)=四期=も立候補を明らかにしており、四十八歳の年の差がある候補者が舌戦を繰り広げることになる。

 音喜多さんは「区は若者の流出が顕著。新しいリーダーが必要」と、花川さんの高齢多選を批判。「北区」の区名変更を提案して住民投票に諮る考えを示した。

 一方で花川さんは、高齢多選批判について「年齢(による健康状態)は個人差がある。積み重ねてきた実績は区政の原動力だ」と本紙の取材に語っている。

 音喜多さんは北区出身で、二〇一三年の都議選に北区の選挙区から都議に初当選。「都民ファーストの会」で幹事長を務めたが、一七年十月に離党し、昨年十月に「あたらしい党」を立ち上げた。北区長選には、市民団体代表世話人の川和田博さん(67)も共産の推薦を受けて立候補する意向。来月二日に出馬会見を開く。 (中村真暁)

 

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