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統一選前半戦 ラストサンデー 与野党幹部、懸命の訴え

 与野党幹部は、十一道府県知事選など統一地方選前半戦(四月七日投開票)の「ラストサンデー」となった三十一日、各地で公認候補らへの支持を訴えた。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官(自民党)は横浜市で街頭演説し「経済の再生に取り組んできた。経済の好循環を確かなものにするのが私たちの役割だ」としてアベノミクスの推進を強調した。公明党の山口那津男代表は兵庫県川西市で、四月一日の新元号公表に触れて「新しい時代を誰が担うかを選ぶ大事な選挙だ」と演説した。

 立憲民主党など野党五党は、知事選で唯一の与野党対決となった北海道の統一候補応援のため、札幌市での合同街頭演説に臨んだ。立民の蓮舫参院幹事長は「中央集権ではない地方自治の政治に、皆さんの力を結集してもらいたい」と呼び掛けた。国民民主党の玉木雄一郎代表は「大都会や大企業中心から、生活第一の政策に変えなければならない」と主張した。

 共産党の小池晃書記局長は「知事選に勝利し市民と野党の共闘を全国に広げよう」と訴えた。自由党の森裕子幹事長は「中途半端な連携では勝てない」と野党協力の強化の必要性に言及。社民党の又市征治党首は「中央にものを言う知事がいなければ駄目だ」とした。

 これとは別に日本維新の会の馬場伸幸幹事長は、東京都内で記者団に「これまでの実績や夢と希望のあるビジョンを訴える」と話した。希望の党の松沢成文代表は「無党派層を取り込み、当選者を増やしたい」と語った。

 

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