横浜市選挙管理委員会が作製した、プロ野球DeNAを起用したポスター=同委員会提供
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選挙権年齢が十八歳に引き下げられて初の統一地方選を迎え、各選挙管理委員会が若年層を中心に啓発活動に取り組んでいる。横浜市はプロ野球DeNAを起用。動画で選手が「敬遠しないでね」と呼び掛けている。
横浜市では四月七日投票で神奈川県知事選、県議選、市議選が実施される。市選管は筒香嘉智(つつごうよしとも)外野手や山崎康晃(やまさきやすあき)投手らが出演する動画や啓発ポスターなどを作製。起用の理由を「横浜で選手は幅広い年代に知られており発信力が高い」と、観客動員数を伸ばす球団の人気に期待した。
「大阪ダブル選」で注目される大阪府選挙管理委員会は、派手な衣装とメークの「バブリーダンス」で有名になった府立登美丘高ダンス部を啓発動画に登場させた。ホームページでダンスを公開中だ。区長選と区議選が行われる東京都文京区は、区内在住、在勤の十〜二十代が啓発ボランティアとして活動中。デザインなどを決めた啓発グッズを街頭で配布する計画だ。
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