統一地方選前半戦の四十一道府県議選の投票率は、44・08%となり、統一選として過去最低だった前回二〇一五年の45・05%を下回った。六政令市長選は50・86%、十七政令市議選は43・28%で確定し、いずれも過去最低だった。
十一道府県知事選の投票率は47・72%で、過去最低だった前回の47・14%とほぼ同水準となった。
大阪市長選とダブル選となった大阪府知事選は49・49%で確定した。一五年十一月に実施された前回選挙は45・47%だった。
府知事と市長の入れ替え出馬で注目度が高まり、府議選、大阪市議選との同日投開票となったことが投票率を押し上げたとみられる。
福井、島根、徳島、福岡の四県知事選は自民支持層を奪い合う保守分裂選挙となった。福井は58・35%で前回を10ポイント近く上回った。島根、徳島、福岡も前回を上回った。
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