仙台、静岡、北九州を除く十七政令市議選は八日未明、千十二の全議席が確定した。自民党は堅調で、前回二〇一五年の獲得議席を上回った。改選前議席には届かなかった。公明党は、改選前勢力をほぼ維持したものの、京都と大阪で現職が落選。全員当選を果たした道府県議選と合わせた完勝は逃した。野党は立憲民主党が改選前から大幅に増やした。
日本維新の会(地域政党「大阪維新の会」含む)も伸長した。国民民主党は大きく割り込んだ。共産党、社民党も後退した。
立憲民主党は、改選前の二議席から五議席に増やした千葉など十市で勢力を拡大した。
政令市議の総定数は前回から十減。自民党の前回獲得議席は三百一だった。
(注)無投票当選者を含む。大阪維新は地域政党「大阪維新の会」で維新の内数。国民の前回は民主党。維新の前回は、維新の党に大阪維新を加えた数とした。自由の前回は生活の党。諸派の前回には次世代の党を含む。改選前の合計には政令市議欠員17を含まない
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