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千葉市議選の票数 過少発表 無効票で帳尻あわせ

 千葉市稲毛区選挙管理委員会は十九日、七日投開票の市議選の稲毛区選挙区(定数八)で、投票総数と投票者数の帳尻を合わせるために無効票を八票少なく発表していたと明らかにした。当選者の結果に変わりはないという。

 区選管によると、開票作業中に投票総数が投票者数より多いと気付いた。数え直しをしたところ、二重計上や、候補者の得票を多く集計していたと判明。集計の責任者は投票総数を少なくする必要があると思い、無効票を八票減らし、有権者が投票用紙を投票箱に入れなかったなどとして投票総数に含まない「持ち帰り・その他」を八票増やす不正を行って発表した。

 区選挙管理員会の担当者は「開票作業が遅れていて焦っていた」と話した。区選管は十九日、開票結果を訂正する。

 

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