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「最後の奉公」91歳初当選 佐賀・鹿島市議選

 佐賀県鹿島市議選(定数一六)で二十一日、電気設備工事会社会長で無所属の高松昭三さん(91)が初当選を果たした。「最後のご奉公をしたい」と立候補し、高齢者の暮らしやすいまちづくりを訴えた。

 市老人クラブ連合会の会長や、県老人クラブ連合会の副会長も務める。県や市の高齢者支援が不十分だと感じ、出馬を決意した。一期限りで引退するつもりだという。

 期間中は選挙カーに乗り込み、自らマイクを握った。沿道で支持者を見掛けると、降車し握手して回った。

 「超高齢化社会を迎える中、お年寄りが元気に暮らせれば社会保障費も減らせる」と、一人暮らしの高齢者や老老介護への支援の拡充が必要だと訴えた。

 静岡県熱海市議選(定数一五)では同日、無所属現職の山田治雄さん(91)が十二選を果たした。一九七五年の市議選から連続十二回当選となった。

 

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