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千葉

あす公示 現新6人立候補準備 憲法や年金問題で論戦へ

2019年7月3日 紙面から

 参院選は、四日公示される。千葉選挙区(改選数三)には、現職三人、新人三人の計六人が立候補を準備している。自民は二議席の維持を目指し、旧民主・民進勢力は立民の現職一人だけを擁立。共産は初の議席獲得を目標にする。憲法や年金問題などについて論戦が予想される。

 出馬を予定するのは、自民現職の石井準一さん(61)と豊田俊郎さん(66)、立民現職の長浜博行さん(60)、共産新人の浅野史子さん(48)、「安楽死制度を考える会」の新人の門田正則さん(72)、「NHKから国民を守る党」の新人の平塚正幸さん(37)。

 石井さんは、県内地域の格差解消などを訴えるほか、予算委員会筆頭理事などの経験を強調し、連続のトップ当選を目指す。

 元八千代市長の豊田さんは、土地問題のスペシャリストとしての実績や、地方創生の必要性をアピールする。両氏とも公明の推薦を受ける。

 元環境相の長浜さんは、ガラス張りの政治・行政を掲げる。国民民主と社民が支持し、旧民主・民進勢力の結集が鍵を握る。

 浅野さんは唯一の女性で、九回目の国政挑戦。改憲の反対のほか、弱い立場の人に寄り添う姿勢で支持拡大を狙う。

 元船橋市議の門田さんは十四回目の選挙戦で、安楽死制度の法整備の議論が深まることを期待する。

 ユーチューバーの平塚さんは、公認を得た政治団体とは逆の立場で選挙戦を戦うという。 (村上豊)

◇選挙区立候補予定者 

石井準一 61 自現<2> (元)予算委員長 公

豊田俊郎 66 自現<1> (元)内閣府政務官 公

長浜博行 60 立現<2> (元)環境相 国社

浅野史子 48 共新  党県副委員長  

門田正則 72 諸新  (元)船橋市議   

平塚正幸 37 諸新  社会活動家   

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