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千葉

公示 現新6氏熱く訴え

2019年7月5日 紙面から

候補者の演説に耳を傾ける有権者ら=千葉市内で

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 参院選が四日公示され、千葉選挙区(改選数三)には現職三人と新人三人の計六人が立候補し、十七日間の戦いがスタートした。時おり雨が吹き付ける中、届け出を済ませた各候補は駅や公園で、改憲や年金問題、原発・エネルギーといった政策を県民に訴えた。

 立候補したのは、自民現職の石井準一さん(61)、立民現職の長浜博行さん(60)、自民現職の豊田俊郎さん(66)、「安楽死制度を考える会」の新人の門田正則さん(72)、共産新人の浅野史子さん(48)、「NHKから国民を守る党」の新人の平塚正幸さん(37)。候補者数は前回の八人、前々回の九人より少ない。

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 下落傾向が続く千葉選挙区の投票率も注目される。前回(二〇一六年)は52・02%で、50%を割り込んだ前々回の49・22%を上回った。四月の統一地方選の県議選では36・26%で、過去最低を更新した。

 自民は過去二回と同様、二人を擁立し、公明の推薦を得て二議席の維持を狙う。前回は二人の擁立で一人の当選だった旧民主・民進は、立民から一人のみが出て、国民は独自候補を立てずに立民候補を支持する。共産は前回次点だった候補で初の議席獲得を目指す。

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主な政党の公約

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