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千葉

各候補、最後の訴え 大勢判明、深夜の見込み きょう投開票

2019年7月21日 紙面から

 参院選は二十日、選挙戦最終日を迎え、千葉選挙区(改選数三)の各候補は、駅周辺などで演説し、最後の訴えに声をからした。千葉選挙区の大勢判明は二十一日深夜の見込み。 (村上豊)

 自民現職の石井準一さん(61)は「経済成長を持続させ、少子高齢化に対応した暮らしやすい国づくりを」と語り、地方経済の活性化を掲げる。

 立民現職の長浜博行さん(60)は、森友学園問題などを例に「情報公開が保障されていない」と、スローガンの「ガラス張りの政治!」を訴える。

 自民現職の豊田俊郎さん(66)は、少子高齢化社会を迎える中、生涯現役の社会の実現に向けて「持続可能な社会保障制度をつくる」と強調する。

 共産新人の浅野史子さん(48)は、年金問題で政権批判を展開しつつ、「憲法九条を守り、生かし、県民の平和の願いに応えたい」と言葉に力を込める。

 ほかに「安楽死制度を考える会」の新人の門田正則さん(72)、「NHKから国民を守る党」の新人の平塚正幸さん(37)が立候補している。

 二十一日は県内千五百十七カ所の投票所で午前七時から午後八時まで投票を受け付ける。開票は各市区町村の開票所で午後九時前後から始まる。県選管は開票状況を、千葉選挙区は同十時半から三十分ごとに、比例代表は二十二日午前零時から一時間ごとに、特設ホームページで発表する。

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