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千葉

投票率45.28% 低さ過去3番目 全国ワースト10位

2019年7月23日 紙面から

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 県選挙管理委員会は二十二日、参院選千葉選挙区の投票率が、最終的に45・28%だったと発表した。過去三番目に低い投票率だった。

 国政選挙の県内投票率は、衆院を含め戦後、全国平均を超えることはなく、今回も全国の投票率(選挙区)48・80%を下回り、全国で十番目に低かった。前回二〇一六年は52・02%で全国で低い方から十三番目、前々回の一三年は49・22%で下から三番目だった。

 低投票率が続く現状に県選管の担当者は「『残念』のひと言に尽きる。できるだけ多くの方々に投票してもらいたかった。全国的に投票率が下がっている中で、それでも平均を下回ったのは残念」と繰り返した。(林容史)

◆不在者投票者数を二重計上の集計ミス 柏市選管

 県選挙管理委員会は二十二日、参院選の開票作業で、柏市選管が不在者投票者数を二重に計上するミスがあったと発表した。

 県選管が二十一日午後十一時四十五分に発表した選挙区の投票結果では柏市の投票者数は十六万六十二人だったが、七百九十二人の不在者投票者を二重にカウントしていた。二十二日午前二時半に十五万九千二百七十人に訂正した。

 柏市選管によると、同午前零時四十五分ごろ、集計した票が足りないことに気づき、票を数え直して点検した結果、担当者が本来、システムに不在者投票者数を入力しない場所で入力していたことが判明。今回のシステムを導入して二度目の選挙で、習熟度が低かったらしい。

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