候補者の第一声
2019年7月5日 紙面から
(届け出順)
◆清水さん「防災、減災 中小企業を支援」
清水さんは午前九時ごろに県庁前で第一声。「令和は地方が輝く時代にしなくてはならない。市議、県議十六年の経験をもって地域づくりのために働きたい」と声を張り上げた。
さらに「国にとって最も大切なのは国民の生命、財産を守ること。防災や減災対策を進めたい。強い経済をつくり、国を活性化しなくてはならない、そのための中小企業支援をしっかりやる。強い農業も必要。国づくりは人づくりだ。教育、特に幼児教育は重要で、法整備をしっかりしたい」と訴えた。
その後、高崎市の選挙事務所の出発式で「この国の今、そして未来を豊かにできるのは自公の安定政権だけだ。与野党のほぼ一騎打ちで大変厳しい選挙になる。最後まで支援をお願いしたい」と力を込め、応援の自民党国会議員や県内の首長らと気勢を上げた。
◆斉藤さん「年金、平和守り 格差なくす」
斉藤さんは午後一時ごろに県庁前で第一声を上げた。「多くの市民や県民、国民は目の前の暮らしに追われている。アベノミクスがうまくいっていると言われながらも、国民は働いても家計は楽にならないと感じているのでは」と疑問を投げかけた。
「年金を守りたい、平和を守りたい、格差をなくしたい、免許を返納した後の交通網をつくり、生活者を支えたい。その一心で勇気を持って立ち上がった。党派や派閥は関係ない。私たちの手で群馬を変えていく」と力を込めた。
立憲民主党代表代行の長妻昭衆院議員をはじめ、国民民主や共産、社民、新社会など共闘している各党幹部も応援演説した。
前橋市内のショッピングセンターでも演説し「弱い者いじめをする政権を倒す。消費税10%を阻止し、平和憲法の理念を守る」と訴えた。
◆前田さん NHK受信料制度を批判
前田さんは動画投稿サイト・ユーチューブを通じてNHKの受信料制度などについて批判、支持を呼び掛けた。 (石井宏昌、池田知之)