自民新人の清水が、自民の強固な地盤を生かしてリードを広げ、立民新人の斉藤が懸命に追う。

　清水は組織戦を展開。自民支持層の多くを固め、公明支持層にも浸透。知名度不足が課題だったが、業界団体や企業を地道に回り、県議や市町村議がフル活動して全域で支持を広げる。

　野党統一候補の斉藤は改憲阻止や消費税増税中止などを掲げ政権批判票の結集を図る。立民や国民、共産の支持層に加え無党派層にもアピール。連合群馬を中心に労働組合票の取り込みが鍵。「ＮＨＫから国民を守る党」新人前田は苦戦。