各陣営、懸命に追い込み
2019年7月20日 紙面から
清水さんは十六日から連日、地域別の総決起大会を開き、支持を訴えている。
閣僚や党幹部も応援に入り、組織固めに躍起。十九日午前には原田義昭環境相と河村建夫元官房長官が高崎市の選挙事務所で支持者に支援を呼び掛けた。
応援を受け、清水さんは「自公の安定した政権こそが安定した政策をつくり、皆さまの安定した生活につながる」と力を込めた。同日夜には自民の二階俊博幹事長らも来県した。選対本部長の星名建市県議は「目標の五十万票に向けて一票一票を積み重ね、戦い抜く」と引き締めた。
斉藤さんの陣営は「女性の声を国政に届け、いのちを守る」と積極的にアピール。「群馬が変われば日本が変わる」をキャッチフレーズに、伝統的に自民党が強い群馬の変革を訴える。
陣営幹部は終盤に入り、「好感度が高く、有権者からの反応もますます良くなってきた」と手応えを感じている。ツイッターなど会員制交流サイト(SNS)を積極的に活用し無党派層や若者に支持を求めているほか、電話でも投票を呼び掛けている。陣営幹部は「投票率向上につなげたい」と追い込みに力が入る。
前田さんはSNSや街頭演説で「NHKにスクランブル放送を実現させる」と訴えている。 (池田知之、石井宏昌)
◆選挙区立候補者(届け出順)(1…3)
清水真人 44 自新 (元)県議 公
斉藤敦子 51 立新 (元)大学准教授 国社
前田みか子 47 諸新 N国党員
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候補者の年齢は投票日基準