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茨城

期日前投票率7.06% 1日限定、常磐大でも

2019年7月17日 紙面から

常磐大に設けられた期日前投票所。学校関係者以外にも、周辺住民も投票していた=水戸市で

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 参院選で県選挙管理委員会は、投票一週間前に当たる十四日現在の期日前投票状況を発表した。投票者数は十七万二千九百五十人で、期日前投票率は7・06%。選挙期間が通常より一日長かった二〇一六年の前回参院選と比べ投票者数は約5%アップし、投票率も0・42ポイント上回っている。

 市町村別で期日前投票率が最も高いのは常陸太田市で10・15%、最も低いのは河内町の4・65%だった。

 十六日には水戸市の常磐大に一日限定の期日前投票所が設けられた。常磐大での設置は前回参院選から始まり六回目で、学生や教職員、地域住民ら過去最高の二百三人が投票した。

 投票所の運営に携わった総合政策学部三年の田向桃音さん(20)は「選挙で投じる一票一票が、後々の自分の生活を考えることにつながっている」と話す。実家の自治体に住民票を置いたままで投票を諦めている学生には、不在者投票可能な自治体が多いとして、問い合わせをするよう訴えた。 (鈴木学)

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