梅雨の論戦 あす投開票
2019年7月20日 紙面から
参院選は二十一日、投開票される。神奈川選挙区(改選数四)は十四人が立候補する混戦で、各候補は二十日、有権者が多い横浜、川崎両市を中心に最後の訴えをする。
政権運営への評価と、改憲発議ができる三分の二の勢力を自民、公明などが維持するかが争点。与党系候補は、経済成長の実績と働き方改革の成果を強調し、安定した政権運営の継続を主張する。野党系候補は、消費増税の反対や年金制度改革、政府・与党の隠蔽(いんぺい)体質への批判を繰り広げている。
投票率も注目される。県内の参院選は一九九八年以降、55%前後が続いている。長らく全国平均を下回っていたが、二〇一三年(54・47%)と一六年(55・46%)は二回連続上回った。過去最高は一九八〇年の69・95%、最低は九五年の40・88%。 (志村彰太)
◆選挙区立候補者(届け出順)(4…14)
乃木涼介 54 国新 俳優
佐々木さやか 38 公現<1> 党学生局長 自
相原倫子 58 社新 (元)フリー記者
壱岐愛子 33 諸新 幸福実現党員
渋谷貢 82 無新 行政書士
森下正勝 75 無新 建築内装会社役員
圷孝行 69 諸新 (元)高校教諭
牧山弘恵 54 立現<2> (元)倫理選挙特委長
林大祐 43 諸新 会社社長
加藤友行 55 諸新 会社社長
島村大 58 自現<1> (元)厚生労働委員長
浅賀由香 39 共新 党准中央委員
松沢成文 61 維現<1> (元)知事
榎本太志 41 諸新 司会業
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党派の略称は、自=自民、公=公明、立=立民、国=国民、共=共産、維=維新、社=社民、諸=諸派、無=無所属
候補者の年齢は投票日基準