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野党31の1人区一本化

2019年6月5日 紙面から

 立憲民主党は四日の常任幹事会で、参院選の三十二ある改選一人区のうち宮崎選挙区で野党統一候補となる公認候補を決定した。これにより計三十一の一人区で野党五党派の統一候補が固まった。追加の公認、推薦候補も発表。選挙区での公認の擁立作業を終えた。

 福山哲郎幹事長は会見で「一人区は三十一で一本化、複数区は広島以外は擁立できた。勝てる態勢をどうつくるかが喫緊の課題だ」と述べた。一人区で唯一、調整が残る鹿児島では国民民主、社民両党がそれぞれ候補者擁立を主張。一本化が困難な情勢となっている。

 立民の常任幹事会では、山梨の公認候補を無所属に変更することも決めた。もともと所属していた社民党が除名にした候補で、同党の「支持」を得るため無所属で立民推薦とした。

 候補者の追加発表は次の通り。(敬称略、現は現職、表記なしは新人)

 【公認】選挙区▽宮崎 園生裕造

 比例代表▽須藤元気▽白沢みき▽中村起子▽真野哲

 【推薦】山形 芳賀道也▽山梨 市来伴子(公認から変更)▽和歌山 藤井幹雄▽広島 森本真治(現)▽香川 尾田美和子▽大分 安達澄

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