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9月に内閣改造 首相が検討

2019年7月19日 紙面から

 安倍晋三首相(自民党総裁)は内閣改造・党役員人事を九月半ばに実施する方向で検討に入った。政府・与党は参院選後の臨時国会を八月一日召集とする日程で調整。参院の新しい正副議長を選出する。五月の皇位継承後、天皇陛下が初めて国会の開会式に出席される。自民党は参院選で第一党を確保すると判断し、新議長人事の検討に着手した。複数の政権幹部が十八日、明らかにした。

 秋に改めて開く臨時国会の召集は十月上旬の見通しが強まり、政権内では人事を九月九日の週に行った上で、国会の本格論戦に備えるスケジュールが有力となっている。党役員人事を十日、内閣改造を十二日とする案が取り沙汰されている。

 今回改選される参院議員の任期は七月二十八日まで残り、新議長が八月六日に広島、九日に長崎で原爆の日の式典に出席することから、臨時国会を一日召集、五日閉会とする日程に絞り込んだ。

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