参院選東京選挙区（改選数六）は二十一日、投開票される。改選数は六年前の五から一増え、現職は比例に回った一人を除く四人が立候補。新人ら十六人と議席を争う激しい選挙戦になっている。

　過去の投票率は、都知事選と時期が重なった三年前の二〇一六年は５７・５０％で、六年前の一三年は５３・５１％だった。

　期日前投票を済ませた人は十六日までの十二日間で七十六万三千百七十一人。三年前の同時期を二万八千九百七十一人上回っており、投票率アップにつながるか注目される。

　投票は一部を除き、二十一日午前七時〜午後八時、都内千八百六十九カ所で実施される。小笠原村の母島は二十日に繰り上げられ、檜原村と奥多摩町、新島村では二十一日午前七時〜午後六時と投票所を閉める時間を早める。

　開票は区市町村ごとに二十一日午後九時までに開始され、深夜から未明にかけて大勢が判明する見通し。　（石原真樹）

　（６…２０）　改選１増　　　　　

丸川珠代　４８　自現＜２＞　（元）五輪相　　　　

塩村文夏　４１　立新　　（元）都議　　　　　

武見敬三　６７　自現＜４＞　（元）厚生労働副大臣

山口那津男　６７　公現＜３＞　党代表　　　　　

溝口晃一　５０　諸新　　写真家　　　　　

森純　７１　無新　　（元）会社員　　　　

山岸一生　３７　立新　　（元）朝日新聞記者　

吉良佳子　３６　共現＜１＞　党中央委員　　　

水野素子　４９　国新　　ＪＡＸＡ職員　　

関口安弘　６７　無新　　会社役員　　　　

佐藤均　４８　諸新　　会社役員　　　　

朝倉玲子　６０　社新　　労組書記長　　　

音喜多駿　３５　維新　　（元）都議　　　　　

七海ひろこ　３４　諸新　　幸福実現党役員　

横山昌弘　７６　諸新　　（元）小金井市議　　

野原善正　５９　諸新　　（元）学習塾講師　　

西野貞吉　８３　無新　　（元）タクシー運転手

大橋昌信　４３　諸新　　（元）朝霞市議　　　

大塚紀久雄　７８　諸新　　貸事務所経営　　

野末陳平　８７　無元＜４＞　（元）大蔵委員長　　

※候補者の年齢は投票日基準、＜＞の数字は当選回数