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維新・音喜多駿さん「ぶれない姿勢、伝わった」

2019年7月22日 紙面から

初当選を祝う花束を贈られた音喜多駿さん=港区で

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 「厳しい戦いだったが、支援者ら誰一人欠けても勝てなかった。しがらみのない政治、情報公開、次の世代のために改革を進めていく姿勢が全くぶれなかったことが、有権者に伝わった」。激しい戦いを制した音喜多駿さんは二十二日午前一時ごろに初当選の報を受けると、港区の事務所で目をうるませ、喜びを爆発させた。

 二期目の任期を残して都議を辞し、四月の北区長選に臨むも惜敗。自身が立ち上げた地域政党「あたらしい党」の代表を兼任しながら選挙戦を進めた。社会保障制度改革や改憲による教育無償化、同性婚など多様性を重視した政策を強調。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックのコストの完全情報公開も公約に掲げた。

 元都議の比例候補とのコントのような演説が評判を呼び、インターネットを駆使した戦いぶりで若い世代を中心に支持を集めた。

主な政党の公約

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