立憲民主党の枝野幸男代表が七日、参院選の立候補者応援で来県し、宇都宮市の東武宇都宮駅近くで街頭演説した。

　枝野代表は「宇都宮出身です」と、同市で生まれ、高校まで過ごしたことに触れた。安倍政権が進めるアベノミクスを「大企業だけが恩恵を受け、国民の暮らしはよくなっていない。個人消費が冷え込んでおり、モノは売れない、景気は回復しない」と批判した。その上で「みなさんの所得を、家計を豊かにするボトムアップの経済にしなければ」と訴えた。

　参院選について「暮らしや家計から（経済政策を）転換する第一歩。国の未来を切り開くためには、新たな力が必要だ」と支持を呼びかけた。　（北浜修）