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栃木

期日前投票 出足鈍く 3日間で1万5735人

2019年7月9日 紙面から

 21日投開票の参院選で、県選挙管理委員会は8日、公示翌日の5日から3日間の期日前投票者は1万5735人だったと発表した。選挙人名簿登録者数に対する投票率は0.96%だった。

 3年前の前回は公示翌日から4日間で集計し、計2万3430人だった。1日平均で比べると、今回は5245人となり、前回の5857人を下回った。

 前回より鈍い出足となったことに、県選管の担当者は「理由はわからない」とした上で「衆参ダブル選の可能性もあった中で、日程の正式決定が前回よりだいぶ遅れ、公示直前となった。選管として、なかなか啓発に動けなかった側面はある」と話した。

 市町別の投票率は、壬生町が1.84%と最も高く、次いで上三川町1.79%、高根沢町1.76%。宇都宮市は0.40%だった。

 期日前投票は20日まで。県内では、前回より24カ所多い151カ所の投票所が設けられている。 

  (高橋淳)

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