十代、二十代の若者に衆院選で投票する際の参考にしてもらおうと、淑徳大の矢尾板俊平准教授は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で衆院選の争点を解説する動画を公開している。動画は講義形式で三〜五分。改憲と消費税率引き上げ、若者の投票行動の三つのテーマを学ぶことができる。

　憲法関連の動画では、改憲を巡っては▽九条改憲▽九条以外の改憲▽九条改憲反対−の三つに政党の主張が分かれる現状を紹介。「若者の投票行動」編では、高齢者向けの政策が手厚くなりがちなのは、高齢者の投票率が若者より高いために起きると解説している。

　動画は、インターネットで「ちばでも衆院選２０１７」で検索すると見つかる。　（黒籔香織）