千葉
2017年10月21日
模擬投票で一票を投じる鎌ケ谷中の生徒たち=鎌ケ谷市で |
衆院選に合わせ、鎌ケ谷市立鎌ケ谷中学校の三年生が二十日、校内で模擬投票を行った。生徒たちは社会科の授業でこの日と前日などに、政党の公約や選挙の争点を学び、一票を投じた。
授業で生徒たちは、十日の公示日に各政党の党首が行った第一声の新聞記事や、全政党の政策をまとめた記事などを基に、政党の違いを勉強。改憲、安全保障、社会保障など計九つの争点について各班で話し合い、それぞれの優先順位を決めるなどした。
模擬投票は三年生の七クラス、計二百五十二人を対象に実施。「衆議院選挙模擬投票(比例代表)」と書かれた投票用紙に政党名を記入し、かつて実際に使われた投票箱に投票した。
最初に一票を投じた三浦美羽(みう)さん(14)と松崎結菜(ゆいな)さん(14)は「授業で政党について学び、こんなに多くの政党があるのかと驚いた」。投票基準は「教育問題に関心があるから、教育の無償化に熱心な政党を選んだ」と話した。 (保母哲)