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千葉

各党最後の追い込み 衆院選あす投開票

2017年10月21日

 衆院選は、二十二日投開票される。県内十三の小選挙区に立候補しているのは計四十七人。JR千葉駅前では二十日夕方、大物弁士の応援を得た候補者が懸命に支持を訴えるなど、各党は最後の追い込みを図った。

 候補者の内訳は前職十七人、元職七人、新人二十三人。政党別では自民が十三人、希望が十二、共産が十、立民が六、維新が四、社民が一、無所属は一。各選挙区に候補を擁立した自民に、二〜四人の野党候補が対抗する構図となった。

 投票は県内千五百二十四カ所で午前七時〜午後八時まで行われ、開票作業は五十九カ所で午後九時前後から順次開始。小選挙区は二十三日未明に大勢が判明する見通し。県選挙管理委員会は投開票の状況を臨時ホームページで速報する。

 勝敗の行方を左右する投票率がどうなるかも焦点だ。二〇一四年十二月の前回選で県内小選挙区は、51・24%で過去最低を更新。民主党政権が誕生した〇九年八月の64・87%から二回連続で下がっている。

 二十二日は台風21号の接近が有権者の出足に影響を及ぼす可能性がある。他方、衆院選では今回初めて十八、十九歳が投票。若者の動向も注目される。 (村上豊)

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