「当選できたのは皆さんとの絆があったから。三期目は結果にこだわりたい。より謙虚で丁寧な政治を目指したい」

　県内最多の五党の争いとなった２区（千葉市花見川区、習志野、八千代市）では、自民前職の小林鷹之さんが三選を果たした。

　午後八時すぎ、小林さんは八千代市内の事務所で当選確実の知らせを受けると、支持者に深々と頭を下げてお礼を述べた。

　２区は、衆院解散前後の野党の混乱を象徴するように、希望、立民など五党が候補を擁立し、激しい選挙戦となった。

　小林さんは二〇一二年に初当選し、二期目には防衛政務官を一年務めた。選挙戦では閣僚クラスの大物議員の応援も受け、外交・安全保障問題や経済成長、教育などを取り上げて「この国を守り抜く責任を果たす」と訴え、支持を広げた。