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群馬

自民、全選挙区の公認申請 1〜5区 県連、党本部に

2017年9月27日

 「十月十日公示、二十二日投開票」の日程が予想される衆院選に向け、自民党県連は二十六日、選挙対策部会と選挙対策委員会を相次いで開き、群馬1〜5区の公認として推す候補を決め、党本部へ申請した。同日受理された。

 公認問題で揺れる1区には地元の党前橋支部で推薦を確認した現職の尾身朝子さん(56)=比例北関東=を、2〜5区はいずれも現職を推薦することを満場一致で決めた。

 1区については、現職の佐田玄一郎さん(64)が引き続き党公認での出馬を目指している。二十一日には中曽根康隆さん(35)も党公認を目指して立候補を表明し、自民系が三分裂する可能性が出ている。

 正式な公認については今後、党本部が決定するが、党県連会長の山本一太参院議員は「(1区の公認推薦について)党県連として、まったく瑕疵(かし)がないオープンな手続きで進めてきた。尾身さんが公認を得られると確信している」と強調した。分裂選挙となる可能性について「それぞれの方にはそれぞれの立場や思いがあるので、批判するつもりは全くない。公認が得られるであろう尾身さんを県連として支え、当選するために全力を尽くす」と語った。 (石井宏昌)

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