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共産、全7区で候補擁立 野党共闘なら取り下げも

2017年9月26日

 安倍首相が二十五日、衆議院解散を表明し十月に投開票される衆院選を巡り、共産党県委員会の田谷武夫委員長がこの日、県庁で会見し、全七小選挙区の立候補予定者を発表した上で「野党三党に共闘を打診しており、政策面で合意が得られた場合、候補者取り下げもあり得る」との考えを示した。

 委員長によると、民進と社民、新社会の三党に、共闘を打診しているという。「(現状の)改憲勢力三分の二を打破する」と語り、六十八年ぶりの議席獲得を目指す。野党共闘には「前回衆院選の激戦区で(与野党の)一対一の構図をつくりたい」と強調した。

 立候補予定者はいずれも新人。一区が元県議の大内久美子さん(68)、二区が党県委員の星野文雄さん(69)、三区が元取手市議の林京(みやこ)さん(67)、四区が元常陸大宮市議の堀江鶴治(かくじ)さん(75)、五区が元東海村議の川崎篤子さん(64)、六区が元土浦市議の古沢喜幸(よしゆき)さん(71)、七区が党県委員の石嶋巌さん(63)。(越田普之)

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