希望の党の小池百合子代表が十七日、衆院選に立候補している党公認候補を応援するため、水戸、つくば両市で演説した。

　水戸市では、市中心部の京成百貨店前で登壇した。「（与党が）三百議席を超す勢いなどと言われているが、これで許しを得たことにして、森友・加計問題をなかったことにしようという魂胆が透けて見える」と批判。「安倍一強政治のおごりを許してはいけない」と訴えかけた。

　また、女性が活躍できる社会の実現にも時間を割き「働いて育児もしたいという女性に、希望を持ってもらうため、設計図を引き直そうと言っている」と主張。「女性の力を生かさなければ、この国はもたない。しがらみのある政党に改革はできない」と強調し、支持を求めた。

　小雨が降る中、沿道には約千人（陣営発表）が集まった。　（越田普之）