４区で七期連続当選を果たした自民前職の梶山弘志さんは、当選確実の報が入ると、常陸太田市の選挙事務所でバンザイ三唱。詰め掛けた支持者らに何度も頭を下げた。

　梶山さんは「自分に与えられた仕事をしっかり果たしていく。子や孫が、この地域に住み続けることができるよう、皆さんと肩を組んで頑張りたい」と抱負を語った。

　駆けつけた大井川和彦知事は「次は、茨城から総理大臣を出そう」と祝辞を述べた。

　今年八月には地方創生担当相として初入閣。二十一日のひたちなか市での街頭演説では「全国の地方が良くなってこそ、景気も良くなる」と訴えた。

　全国の党公認候補を応援するなどのため、地元入りできたのは、出陣式を含めわずか計四日間だったが、今回も他候補を寄せつけない安定した戦いを見せた。　（酒井健）