神奈川
2017年10月5日
【7区】横浜市港北・都筑区(8区を除く区域) 【8区】横浜市緑・青葉・都筑区(西部の一部) 【9区】川崎市多摩・宮前(北部の一部)・麻生区 |
鈴木馨祐40 (元)国土交通政務官 自前<3>
川野案35 会社員 希新
若林靖久32 党准県委員 共新
中谷一馬34 (元)県議 立新
自民、希望、立憲民主の三極がそろった。共産も加わり混戦が予想される。
自民前職の鈴木は四選を目指す。立憲民主新人の中谷とは、五万票差をつけて制した前回に続き二度目の顔合わせ。この時に、維新の党(当時)候補が得た四万票の行方が勝敗を分ける一因になりそうだ。
三日に出馬が決まった希望新人の川野は知名度アップが急務になる。共産新人の若林は、立憲民主との選挙協力により出馬しない可能性がある。共産は前回二万六千票を獲得しており、動向が注目される。
三谷英弘41 (元)みんなの党役員 自元<1>
加藤リカ45 党地区常任委員 共新
大西恒樹53 IT会社社長 諸新
江田憲司61 (元)民進党代表代行 無前<5>
内閣府副大臣も務めていた自民前職の福田峰之が希望に移り、東京5区に選挙区替え。自民はみんなの党(当時)元職の三谷を公認し、議席維持を狙う。
共産新人の加藤は、横浜市議選に挑んだ経験を持つ。野党共闘で立候補をやめ、前職江田の支援に回る可能性を残す。
民進の代表代行だった江田は無所属での出馬を決め、六選を目指す。諸派大西は選挙初挑戦。外資系金融会社の勤務経験を生かし、アベノミクス批判を続ける。
中山展宏49 党部会長代理 自<前><2>
笠浩史52 (元)文部科学副大臣 希前<5>
斉藤温26 翻訳業 共新
二回連続で比例復活した自民中山と、共産新人の斉藤が、民進から希望に転じた前職笠に挑む構図。前回維新で挑戦した元職が出馬を見送り、その票を巡っても激戦が予想される。
中山は、保守色の強い希望に移った笠を警戒し自民支持層を固める。五日には安倍晋三首相が応援に入る予定。
保守層にも強い笠は、民主党(当時)に逆風が吹いた前回、前々回とも小選挙区で議席を死守。今回は、いち早く新党結成に動いたことへの理解を求めながらの戦いになる。斉藤は自民と希望を改憲勢力と位置付け批判を展開している。
【記事の見方】
■選挙区
名前 年齢 肩書(1)(2)(3)
(1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、公=公明、共=共産、維=日本維新の会、立=立憲民主党、社=社民、諸=諸派、無=無所属。敬称略