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5区・水戸氏出馬せず 共産、4選挙区で取りやめ

2017年10月6日

 十日公示の衆院選に当初、民進党から出馬を予定していた5区の前職水戸将史氏は五日、県庁で会見し、立候補はせず「選挙戦では希望の党を応援する」と明らかにした。5区は希望が新人の擁立を決めており、関係者によると、希望との調整がつかなかった。

 水戸氏は「民進の合流はそもそも、野党が乱立すると与党を利するとの判断からだった。私が出馬を見送ることで、与野党対決にできる」と決断の理由を語った。立憲民主党からも誘いがあったが、「憲法観に違いがある」として応じなかった。

 また共産党は同日、1、4、6、15の四選挙区で新人の擁立を取りやめ、7区の新人若林靖久氏を18区に切り替えると発表した。1、4、7区は立憲民主、15区には社民党の立候補予定者がいるため、一本化して共闘する。6区から民進で立候補予定だった前職青柳陽一郎氏は立憲民主か無所属か表明していないものの、協力できると判断した。 (志村彰太)

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