神奈川
2017年10月23日
当選祝いの花束を受け取り笑顔の山際大志郎さん(右)=川崎市高津区で |
当選確実の報を受け、18区の自民前職の山際大志郎さん(49)は、支持者らが集まった川崎市高津区の事務所で「当選したからといって国は一歩も良くなっていない。国難突破のために働かなければいけないと決意を新たにした」と語った。
陣営には反安倍政権票がまとまることに危機感もあった。しかし経済産業副大臣を務めた山際さんは選挙期間中、経済政策を政権で担ったことを強調。経済が回復基調にあるとして、街頭で「安定した政治」の必要性を訴えた。
対北朝鮮対策も争点に位置付けて追い風にした。選対本部長の持田文男県議は「経済の道を歩んだ四期の実績を訴えた。特に後半に勢いを感じた」と語った。
支持者の女性は「台風の影響も心配だったが、投票所で出会った地域の皆さんが『山際さんに入れたよ』と言ってくれた」と話していた。